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2022 年度 実施状況報告書

高齢ドライバーのスムーズな移動手段移行を目指した評価尺度の作成と有用性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K19424
研究機関日本保健医療大学

研究代表者

浅見 正人  日本保健医療大学, 保健医療学部理学療法学科, 助教 (40821723)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード自動車運転 / 運転習慣 / 一般成人 / めまい患者 / ヒヤリハット
研究実績の概要

昨年度に市内成人1400人に対し自動車運転に関するアンケート調査を実施した。その結果548名より返信があった。返信があったのは男性149名(71.8±8.8歳)、女性399名(64.2.8±8.9歳)であった。また運転習慣において運年日数、運転距離、運転に対する自信、運転に対する回避行動について、男女差を比較した結果、男性のほうが、運転に対する自信が有意に高く、女性のほうが回避行動を男性より多くとっていることが分かった。また、交通事故件数やヒヤリハット件数には性別にて有意差はなかった。
また、めまい外来を受診する患者156名に対し同様のアンケート調査を実施した。その結果一般成人と比較し、めまい患者において有意な運転習慣の違いはなかった。しかし、めまい患者の中で比較すると、めまいの主観的症状が強いと運転に与える影響は大きくなった。ヒヤリハット件数やめまいによる運転制限はめまいの重症化に応じて有意に高まった。
これらの結果から、運転は性別により大きくことなり、まためまいがあるが場合には、その症状により運転習慣が大きく異なることがわかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

対象者の募集に大きく時間を要している。しかし、対象者の範囲を広げること、アウトカムの調整を行うことで対象者の確保を行っている。

今後の研究の推進方策

研究における調査を行い、現在データをまとめ論文執筆に向けた準備を進めている。

次年度使用額が生じた理由

研究計画の遅れによる論文執筆等に遅れが生じている。そのため、繰り越した助成金については次年度に成果報告にて活用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] めまい患者における自動車運転習慣の特徴2022

    • 著者名/発表者名
      浅見正人
    • 学会等名
      めまい平衡医学会

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公開日: 2023-12-25  

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