研究課題/領域番号 |
20K19469
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
小川 真央 藤田医科大学, 医学部, 助教 (80866905)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 摂食嚥下 / 電気刺激 / 磁気刺激 |
研究実績の概要 |
干渉波電気刺激を行うにあたり,最適となる刺激条件の検討を実施した.健常者において複数の条件での電気刺激を実施し,刺激の強度や刺激時間などを検討した.先行研究の結果も参考とし,感覚閾値での刺激を20分間行う方法が最適であると考えられた.その条件で予備実験として刺激を行なった結果,主要評価項目として想定していたRSST(反復唾液嚥下テスト)の改善効果が得られた.現在,予備実験結果を基に詳細なプロトコールを検討中である.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍が生じ,状況が落ち着くのを待ってから研究を開始したため,当初の予定よりはやや遅れている.
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今後の研究の推進方策 |
健常者20名を対象として干渉波電気刺激の効果を検討する.予備実験で検討した刺激条件(感覚閾値レベルの刺激を20分間)を健常者に行い,刺激前,刺激中,刺激後のRSSTを評価する.得られた結果から統計学的検討を実施する. その後,磁気刺激を用いて同様の実験を行う予定である.
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により国内,国際学会がオンライン開催となり,現地へ出張する必要がなくなった. 次年度は感染症の状況にあわせて積極的に学会へ参加していく.
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