高齢者の身体的・社会的活動を伴う外出行動を評価するための質問紙ベースのActive Mobility Index(AMI)を開発し、AMIの基準関連性と予測妥当性を評価した。研究参加者は4432人の高齢者であった。 AMIは、過去1ヵ月間の身体的または社会的活動に応じて、生活空間と各生活空間における活動を評価し、AMIスコアの四分位(最高:Q4)ごとに比較した。AMIの基準関連妥当性を検討するため、抑うつ症状、虚弱、認知機能が評価した。Cox比例ハザードモデリングにより、Q1群は群と比較して障害発症リスクが高いことが示された(ハザード比1.53、95%CI 1.24-1.88)。
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