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2023 年度 研究成果報告書

MPIによる動作解析を用いたインソールの有効性と安全性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19487
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関帝京大学

研究代表者

宮本 亘  帝京大学, 医学部, 講師 (30437553)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード前十字靭帯損傷 / 内側アーチサポート / インソール
研究成果の概要

内側アーチサポートあるインソールが膝関節の運動学的および動力学的に及ぼす影響についてはこれまで不明であった。大学レベルの女子アスリートに参加してもらい、3つの異なる内側アーチの高さの装具を着用してもらった。カッティング動作を行い、下肢の動作解析を行った。結果、下肢が接触した瞬間の膝関節外反角度は、内側アーチサポートが高いほど外反角度が小さくなることが分かった。アーチサポートの高いインソールは、前十字靭帯損傷のリスク軽減に有効である可能性がある。

自由記述の分野

医学(運動器再建・再生学)

研究成果の学術的意義や社会的意義

非接触型の前十字靭帯損傷は若年女性に多く、損傷の瞬間に膝関節が外反になることで損傷すると知られている。内側アーチサポートのあるインソールが有効ではないかという推測がされていたが、今までに実際にそれを検証した研究はない。今回、高い内側アーチサポートのインソールを用いると、足が地面に接触した瞬間の膝関節外反角度が低下したことが分かった。このことは、このようなインソールが前十字靭帯損傷の予防やリハビリに有効である可能性を示唆している。今後はどのような人に効果があるか、どの程度の高さが必要かな度を調査するさらなる研究が期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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