研究課題/領域番号 |
20K19500
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 弘前大学 (2023) 大阪公立大学 (2022) 神戸医療福祉大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
橋本 泰裕 弘前大学, 医学研究科, 特任助教 (00779259)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 野球 / 試合の流れ / MLB / ビッグデータ |
研究成果の概要 |
本研究はパフォーマンス-環境相互流れモデルを基に介入実験を行うために、1つのモデルの前提となるビッグデータを用いた研究、2つのモデルから派生した研究、本実験を行った。この結果、前提となるパフォーマンス-環境相互流れモデルの論文化に成功し、他の研究も含め大幅な進捗を行うことが出来た。一方、介入には一定の効果がみられたが、モデルを提起する際に使用したデータがビッグデータであることもあり、想定していた仮説を全て立証することは出来なかった。ビッグデータと介入を行うための実験データ、本課題では対極的な研究手法を用いた現象の解明を試みたが、結果としては一貫した傾向を示している。
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自由記述の分野 |
スポーツ科学、スポーツ心理学、情報科学、コーチング学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、介入の前提となるパフォーマンス-環境相互流れモデルの提案を行いためのビッグデータを用いた研究の論文化に成功し、このモデルと公のものとすることが出来た。また、介入実験を行い、セルフトークが投手の投球パフォーマンス(球速)を変化させることが可能であることをデータとして示すことが出来た。この結果によって、スポーツの試合中という様々な介入が難しい状況において、セルフトークを用いることで、自らパフォーマンスを変化させることが出来る可能性を示すことが出来た。また、トレーニング方法の手段としてもデータとして心理的介入の効果を示すことが出来た。
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