研究課題
運動習慣のある一般男性の皮下脂肪組織の遺伝子発現についてRNA-sequenceを行った。その結果、小胞体-細胞内のカルシウム動体に関与する遺伝子発現の変動が見られた。次に、大学部活選手および運動をしているマウスを対象にリピドミクスを行った。その結果、いくつかの活性脂質が大学部活選手および運動をしているマウスに共通して増加した。最後に、活性脂質に関与する受容体の候補をGPCRのオミックス解析をもちいてスクリーニングした。これらの結果については国際学会で発表を行った。
2: おおむね順調に進展している
運動習慣のある一般男性の皮下脂肪組織の遺伝子発現についてRNA-sequenceを行った。その結果、小胞体-細胞内のカルシウム動体に関与する遺伝子発現の変動が見られた。次に、大学部活選手および運動をしているマウスを対象にリピドミクスを行った。その結果、いくつかの活性脂質が大学部活選手および運動をしているマウスに共通して増加した。これらの結果については国際学会で発表を行った。
活性脂質がエネルギー代謝をを向上させるメカニズムのお一部としてGPCRのオミックス解析を行い、それで得られた候補が実際に活性脂質と関与するかについて詳細に検討を進める。
2021年度に血液検体を海外に送る予定であったが、COVID19による影響を考慮し、2022年度に延期した。進行に問題はない。
すべて 2021 2020
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 3件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件)
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