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2023 年度 研究成果報告書

三次元相同モデルを用いた体の「かたち」の多様性を読み解く

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19542
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関十文字学園女子大学

研究代表者

相馬 満利  十文字学園女子大学, 人間生活学部, 助教 (40805537)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード形態計測 / 身体計測 / 主成分分析
研究成果の概要

本研究は、幾何学的形態測定学に基づく相同モデルという新しい視点のアプローチで体の「かたち」を評価し、相同モデルを用いて決められた測度だけの特徴や評価に捉われない体の「かたち」の特徴や多様性を明らかにすることを目的とした。
その結果、競技による専門トレーニングが特異的な筋の発達を促し、競技や種目特有の特徴が存在することが明らかとなった。また、女子大生の体の「かたち」の特徴は、身体組成変数が同値であっても一様ではなく、多様性が示された。このことから、3次元人体形状相同モデル法は、従来のサイズ計測や「かたち」の表示だけでは検出できない、より詳細な体の「かたち」の特徴を明らかにすることが可能となった。

自由記述の分野

スポーツ科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、従来のサイズ計測や「かたち」の表示だけでは検出できない、より詳細な体の「かたち」の特徴を明らかにすることができた。本研究の結果は、スポーツにおいて一線級レベルに到達するためには特定の体幹部の「かたち」が必要であること、また、相同モデルを用いることで、形態計測では得られない体の「かたち」の詳細が明らかになることを示唆するものである。このことから、健康・スポーツ研究のための相同モデルを用いた形態計測の新たな視点を提示することが可能となった。この手法は、「かたち」を定量化するための新たな測定値を抽出する機会を開くものである。

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公開日: 2025-01-30  

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