研究課題/領域番号 |
20K19582
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研究機関 | 日本女子体育大学 |
研究代表者 |
溝口 紀子 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (40343727)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ガバナンス / スポーツ事故 / フランス / スポーツ団体 / 柔道事故 / ジェンダー平等 / 女性差別 |
研究実績の概要 |
初年度では、国内外のスポーツ団体のガバナンスにおける先行研究や事例の渉猟をすることで構造的問題点を検証することを目的とした。とりわけ、フランス現地にてエラスムスプラス、スポーツマネージメント資格プログラムについてインタビューを行うことを目的とした。とはいえ、Covid19によるパンデミックの影響を受けて、2020年度の海外調査は中断した。本年度は計画を変更し、国内で、フランス、海外のスポーツ競技団体、関係団体の資料の渉猟を行うことにした。これらの関連する研究成果として、2020年度は以下の発表、投稿を行なった。 横浜スポーツ学術国際会議 1)Organised Symposia H-(10) Developments of Women’s Sport in Asia The Women’s Judo and the Issues behind the White-Striped Belt 2 2)Organised Symposia S-(27) Prevention the Recurrence and Perspectives for Serious Sports AccidentsThe 2020 Yokohama Sport Conference 日本女子体育大学紀要,51,27-35 (2021-03)The Paradox of the White Striped Judo Black Belt,スポーツ社会学研究第29巻1号日本におけるスポーツの重大事故の再発防止と今後の展望
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
Covid19によるパンデミックの影響を受けて、2020年度の海外調査は中断した。本年度は計画を変更し、国内で、フランス、海外のスポーツ競技団体、関係団体の資料の渉猟を行うことにした。次年度以降の海外調査やシンポジウムの開催など、欧州のコロナの感染状況、海外渡航制限の状況を鑑み、研究計画の見直しを検討した。
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今後の研究の推進方策 |
Covid19の終息が不透明なことから当面、国内での資料情報収集に専念したい。次年度以降の海外調査やシンポジウムの開催については、欧州のコロナの感染状況、海外渡航制限の状況を鑑み、研究計画の見直しを柔軟に行なっていく予定。また海外の研究協力者とは、オンラインなどで連絡体制が継続できるよう試みる予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍の影響を受けて、渡航ができず海外調査ができなかったため旅費の使用ができなかったため次年度使用額が生じた。
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