研究実績の概要 |
2023年は研究最終年度であり、スポーツガバナンスに関する研究成果として国際発表を主に行いました。5月上旬には日本女子体育大学でフランスレンヌ大学のブレッソン氏を招き、フランスのスポーツガバナンスについて国際研究会を開催しました。さらに、5月下旬にはフランスの教育哲学系学会ADISAVED(Association pour la DIffusion des SAVoirs en Education)のシンポジウムで,Le Judo et Les femmes, un modele pour KANO,COLLOQUE JIGORO KANOをテーマに 研究成果を発表しました。また7月3日から7日までフランスパリで開催されたEuropean College of Sports Science開催の、ECSS Paris 2023大会に参加し、The Verification of the isolation bubble system for OlympicsCamp -Ethnography of the French national team-をテーマに研究成果を発表しました。さらにフランス国立図書館で資料収集を行い、INSEPの関係者へのインタビューを行いました。3月には、フランス国会図書館にて、最新のフランスのスポーツガバナンスに関するフランス語の資料を収集しました。またスポーツ団体に関する五輪のガバナンスについて関係者にインタビュー調査を行いました。その後、日本スポーツ社会学会第33回大会に参加し、フランスの研究者をはじめ、国内外のスポーツガバナンスについて研究者たちと情報を交換しました。このように渡航制限がなくなり、充実した国外研究を行うことができました。その結果、新しい課題を発見することができ次回の科学研究費のテーマにもつながりました。
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