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2023 年度 実績報告書

高校ラグビー選手の脳振盪予防と管理の関連要因検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K19631
研究機関桐蔭横浜大学

研究代表者

大伴 茉奈  桐蔭横浜大学, スポーツ科学部, 講師 (70779272)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードスポーツ関連脳振盪
研究実績の概要

近年,スポーツ現場における脳振盪は注目されており,我が国においても脳振盪に関する注意喚起が多くなされている.日本スポーツ協会が報告している重傷頭部外傷のうち,最も多く報告されている外傷は脳振盪である.競技別に脳振盪の発生頻度を比較すると,ラグビー競技における脳振盪発生頻度は他の競技よりはるかに多い結果を示している.そこで,本研究の目的は高校ラグビー選手における脳振盪受傷状況と脳振盪受傷後の症状や徴候を明らかにし,脳振盪予防の一助とすることとした.
対象は菅平高原にある診療所を受診し,脳振盪と診断された高校ラグビー選手である.脳振盪受傷時の状況を脳振盪受傷者と帯同者から同時に聴取した.脳振盪受傷後の自覚症状と徴候についてはSCATを使用し,全て問診形式で調査した.菅平高原は日本におけるラグビー合宿地の聖地であり,毎年夏季休暇には日本全国から多くのチームが訪れ,毎日のように練習試合が行われており,本研究でも脳振盪受傷者の9割以上は試合中の受傷であった.

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公開日: 2024-12-25  

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