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2021 年度 実施状況報告書

発育期審美系女子スポーツ選手における骨量増加と食事パターンの関連

研究課題

研究課題/領域番号 20K19728
研究機関大阪樟蔭女子大学

研究代表者

角谷 雄哉  大阪樟蔭女子大学, 健康栄養学部, 講師 (00815863)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード食事パターン / 女性スポーツ選手 / 骨量 / 疲労骨折 / 主食・主菜・副菜
研究実績の概要

本研究では、発育期審美系女子スポーツ選手を対象に、骨量の増加に関連する食事パターンを明らかにすることを目的としている。2021年度は、発育期審美系女子スポーツ選手において、①望ましい栄養素摂取と関連する食事パターンを検討し、②骨量増加を評価するためのフォローアップデータの収集を行った。
①の検討については、2020年度に回答を得たデータを用いた。食事パターンを評価する方法として、食事バランスガイドに基づいたスコア(JFGスコア)、Nutrient Rich Food Index 9.3(NRF9.3)、Healty Eating Index-2015(HEI-2015)の3つのスコアを利用した。食事摂取基準の指標を基準とし、各栄養素について望ましい摂取が出来ている者の割合を推定し、スコアとの関連を検討した。その結果、他の2つのスコアと比べてNRF9.3のスコアと望ましい栄養素摂取とにより強い関連が観察された。特に、JFGスコアではスコアが低い者と比べて高い者で、望ましい栄養素摂取をしている者の割合がほとんど変わらないことが示された。
②の骨量増加評価のためのフォローアップ調査は2021年度中に完了予定であったが、新型コロナ感染症の拡大の影響により対象運動部の活動時間が制限されていた影響により、ベースライン調査を行った運動部の内の一部での実施にとどまった。今後は、フォローアップ調査が実施できていない対象者に2022年度前半に調査を実施し、収集したデータをもとに解析を進める。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナ感染症拡大によるまん延防止等重点措置発出などにより、対象である高校・中学校の対象部活動が大部分制限され、計画通りの調査・測定が実施できなかった。

今後の研究の推進方策

感染状況の変化や対象運動部が出場する大会等のスケジュールにより、調査実施が予定通り実施できない可能性があることから、時期を固定せずに調査実施できるタイミングを柔軟に見極める。
フォローアップ調査は2022年度前半に終了し、後半は解析および論文執筆に取り組む。

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公開日: 2022-12-28  

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