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2022 年度 研究成果報告書

無線超臨場感システム実現を目指す多次元ストリーミングに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19783
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分60060:情報ネットワーク関連
研究機関大阪大学

研究代表者

藤橋 卓也  大阪大学, 大学院情報科学研究科, 助教 (10785520)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード多次元映像 / グラフ信号処理 / ニアアナログ変調
研究成果の概要

本研究では,超臨場感システムの無線化を実現するための喫緊の1課題である多次元映像の無線ネットワーク伝送高品質化を達成するストリーミング技術(映像圧縮技術・伝送技術・復元技術)を設計した.具体的には(1) 多次元映像の高効率圧縮技術,(2)無線ネットワーク性能変動に対処した多次元映像伝送技術,(3) 誤り・損失による品質低下に対処した多次元映像復元技術をそれぞれ開発することで,それぞれのユーザ端末の電波伝搬環境に応じて高品質な多次元映像を提供可能なストリーミング技術の基礎を確立した.

自由記述の分野

情報ネットワーク

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義はそれぞれの分野で研究が進められていたグラフ信号処理と無線通信技術とをはじめて統合することでネットワークを通じた3次元情報伝送,すなわち,Holographic-type Communicationの実現に向けた基礎を確立した一方で,その研究課題を明らかにしたことである.
本研究の社会的意義は無線ネットワーク性能に応じて適切な品質の多次元映像を提供するための基礎を確立したことで,場所の制約を受けることがない多次元映像を利活用したXR,VR,ARに挙げられるサービスの発展を促したことである.

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公開日: 2024-01-30  

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