与えられたネットワークトポロジー上に、複数の仮想ネットワークスライスを効率的に収容するための仮想ネットワーク機能(Virutalized Network Function, VNF)の適切な配置を決定する手法を考案した。本研究では、グラフ内のノードの特徴を示す指標である顕著性に着目し、顕著性が高いノードに優先的にVNFを配置する手法を検討し、複数のネットワークスライスによるリソース競合を考慮した環境下において、既存手法に比べて、リソースの不足によりスライスの規模拡張が棄却される頻度を抑制しノードへの負荷なども抑えられること、スライス拡張時のVNF移行コストを軽減できることを確認した。
|