現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
分子構造から活性を予測するための分子表現として3次元情報と2次元情報が必要となる状況は予測対象とターゲットに依存する。そのため、新しい分子をデザインするためにはこれら2種類の表現からなるモデルを柔軟に組み込むことができる構造生成器が必要になる。今回は前年度までに検討していた、Matched molecular pair に基づく手法、Recurrent neural networkによるSMILES(文字列)生成モデル、分子フラグメントを組み合わせる手法に加えて、遺伝的アルゴリズム(分子改変)による構造生成器を設計し実装した。加えて、解釈性に焦点を当てたモデル構築手法として3種類のフィルターを導入したシンボリック回帰モデルを新規考案した(K. Takaki and T. Miyao, Artificial Intelligence in the Life Sciences, 2022, 2, 100046)。
|