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2021 年度 実施状況報告書

中国とインドにおけるエネルギー転換の政治経済学

研究課題

研究課題/領域番号 20K20024
研究機関立命館大学

研究代表者

林 大祐  立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (50732848)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードエネルギー転換 / 政治経済学 / 中国 / インド / 石炭火力発電 / 再生可能エネルギー / 電力市場規制
研究実績の概要

本研究の目的は、中国とインドの電力部門におけるエネルギー転換の政治経済的な問題構造を、石炭火力発電と再生可能エネルギーの関係性及び電力市場規制に焦点を当てて明らかにすることである。2021年度の研究課題は、2020年度に精緻化した分析枠組を用いて、中国の北京市で関係機関にインタビューを実施し、これまでの研究成果を論文にまとめて学術誌に投稿することであった。
2021年度もコロナ禍が続いたため、中国での現地調査を断念せざるを得なかった。代わりに、文献調査と中国・インドのエネルギー政策文書の収集に注力し、両国の石炭火力および再生可能エネルギーに係わる政策の歴史的変遷を整理した。これらの研究成果を論文にまとめるまでには至っていないので、これを2022年度の研究課題としたい。
本年度の研究成果として、「Harnessing innovation policy for industrial decarbonization: Capabilities and manufacturing in the wind and solar power sectors of China and India」と題する論文を、2021年8月にオンライン開催されたThe 10th Congress of the Asian Association of Environmental and Resource Economicsで報告したことが挙げられる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ禍のため、中国での現地調査を実施できなかったため。

今後の研究の推進方策

今後もコロナ禍による海外渡航制限が続くことが予想されるため、研究計画を再構築し、政策文書や統計データの分析といったデスクリサーチを中心に据えて研究を遂行する。

次年度使用額が生じた理由

中国での現地調査を実施できなかったため、次年度使用額が生じた。次年度使用額については、これまでの研究成果を論文にまとめ、学会報告や学術誌に投稿する際の費用などに充てる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [学会発表] Harnessing innovation policy for industrial decarbonization: Capabilities and manufacturing in the wind and solar power sectors of China and India2021

    • 著者名/発表者名
      Daisuke Hayashi
    • 学会等名
      The 10th Congress of the Asian Association of Environmental and Resource Economics
    • 国際学会 / 招待講演

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公開日: 2022-12-28  

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