イスラーム経済が理想とする理論と実践が乖離する事態が価値観を創出する中でどのように改善するのか、イスラミック・モラル・ エコノミーの議論から考察した。イスラーム世界だけでなく、モラル・エコノミーでの議論も整理し、モラルが経済実践の方法に与える影響について考察した。コロナ禍で国際会議での発表や調査機会が制限されたが、英文の図書2冊、論文2本、7件の国際学会での発表を実施した。 マレーシアにくわえ、インドネシアでもイスラーム金融の導入が政治的にも推進され、本研究の議論内容は、論文にまとめて、新たに国際会議に発表する準備を進めている。
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