研究課題/領域番号 |
20K20089
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研究機関 | 多摩大学 |
研究代表者 |
田中 孝枝 多摩大学, グローバルスタディーズ学部, 准教授 (50751319)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | ディザスターツーリズム / オンラインツアー / 東日本大震災 / 語り部 / 防災 / 自然災害遺産 / 日本 / 中国 |
研究実績の概要 |
産前産後の休暇、および育児休業の取得に伴い補助事業を令和3年4月1日~令和4年3月31日の期間、中断した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は、産前産後の休暇、および育児休業の取得に伴い補助事業を中断した。補助事業期間を1年延長し、令和4年4月1日より研究を再開した。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス流行の影響により、依然として国内外での現地フィールドワークは困難な状況が続いている。今後の見通しも不透明であることから、調査研究の重点を中国から日本、特に東日本大震災後の震災遺構の保存とツーリズムの展開、およびそれらの中国との関係へと移すこととする。 具体的には、これまで調査を進めてきた次の3点について、文献研究、現地調査、オンライン調査を状況に応じて柔軟に実施することで、研究を展開していく。①日本におけるディザスターツーリズムの展開と海外への発信、②中国からみた日本のディザスターツーリズムのもつ意味、③日本におけるディザスターツーリズムのオンラインでの展開。 コロナ禍におけるツーリズムのオンラインでの展開は、本研究課題のテーマである「公共ツーリズム」を考えるうえで非常に重要なものである。また、それらを捉えるために、デジタル人類学の調査法を中心としたオンラインでの新たな調査手法の探求や、オンライン空間も含めた人々の活動実践へのアプローチを進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
産前産後の休暇、および育児休業の取得に伴い補助事業を令和3年4月1日~令和4年3月31日の期間、中断した。研究再開後、「次年度使用額」は、旅費、人件費・謝金、物品費として使用する予定である。
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