研究課題
若手研究
本研究は、視覚障害者および晴眼者、車輪を有する機器が走行する場所においても、お互いの障壁とならない利用環境を作り出すことができる歩行誘導床材を設計・製作することである。そして、建築物内において、受付や窓口から職員などによる誘導を行わなくても、視覚障害をもつ利用者が目的地まで行くことができ、施設の人的コスト削減につながることや、病院や福祉施設の他、不特定多数の歩行者や機器が走行する施設内(例えば、空港や駅舎など公共施設)において施設利用者の利便性を向上させることを目指す研究である。
建築計画、プロダクトデザイン
本研究における成果の学術的意義や社会的意義は、以下の通りである。1.視覚障害者および晴眼者、車輪がある機器が走行する場所においても、お互いの障壁とならない利用環境を作り出すことができる。2.受付や窓口から職員などによる誘導を行わなくても、視覚障害をもつ利用者が目的地まで行くことができ、施設の人的コスト削減につながる。3.病院や福祉施設の他、不特定多数の歩行者や機器が走行する施設内(例えば、空港や駅舎)において施設利用者の利便性を向上できる可能性がある。