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2021 年度 研究成果報告書

細胞の形状形成への計算折り紙の応用

研究課題

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研究課題/領域番号 20K20311
補助金の研究課題番号 17H06287 (2017-2019)
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金 (2020)
補助金 (2017-2019)
研究分野 情報科学、情報工学およびその関連分野
研究機関北陸先端科学技術大学院大学

研究代表者

上原 隆平  北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (00256471)

研究分担者 堀山 貴史  北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (60314530)
繁富 香織  北海道大学, 高等教育推進機構, 特任准教授 (90431816)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2022-03-31
キーワードバイオ折り紙 / 細胞折り紙 / 計算折り紙 / 展開図 / 多面体 / 高速列挙アルゴリズム / 空間充填立体
研究成果の概要

本研究テーマでは,微小サイズの細胞の立体構造の構築について,実際の細胞折り紙による実験を通じて理論モデルを構築し,細胞にとっての折りやすさを評価することが目的であった.そしていくつかの条件において細胞での折りの実験を行った.こうした実験結果を踏まえ,物理的な制約を考慮した妥当な「折りやすさの指標」を与えるモデルの候補をいくつか考案した.実験データと考案した理論モデルの間の妥当性については現在検証を進めており,今後論文として公表する準備を進めている.特に数理的な側面から,物理的な制約を取り入れた理論モデルをある程度構築できたことが本研究の最大の意義であると考えられる.

自由記述の分野

理論計算機科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

例えば幹細胞では細胞の形状から機能分化が起こることが知られている.仮に幹細胞の形状を制御できれば狙った臓器を組織させることが可能となり,再生医療に大きなインパクトを与えられる.細胞折り紙は,目的とする形状の細胞の塊を直接構成することに比べて大きな優位性があると考えられるが,細胞にとって折りやすい展開図を与えることが求められる.結果的に理論的なモデルの構築と実験によるある程度の評価ができた.

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公開日: 2023-01-30  

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