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2020 年度 研究成果報告書

グレア知覚の他覚的計測-認知神経科学に基づく医療診断補助と視環境評価への展開

研究課題

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研究課題/領域番号 20K20313
補助金の研究課題番号 17H06292 (2017-2019)
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金 (2020)
補助金 (2017-2019)
研究分野 人間情報学およびその関連分野
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

中内 茂樹  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00252320)

研究分担者 南 哲人  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70415842)
東 広志  京都大学, 情報学研究科, 助教 (70734474)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2021-03-31
キーワードグレア錯視 / 明るさ知覚 / 瞳孔反応 / 時間知覚
研究成果の概要

本研究ではグレア錯視に着目し、主観的な明るさと瞳孔反応の関係を通じて、様々な主観量の定量を試みてきた。これまで、1)グレア刺激とコントロール刺激に対する瞳孔反応の計測、2)色が異なる等輝度グレア刺激に対する瞳孔反応と主観的な明るさの計測、3)主観的な明るさと時間知覚、それに付随した瞳孔反応の関係について調査した。いずれの結果も、瞳孔は刺激の物理的な輝度よりもむしろ主観的な明るさ感を反映すること、逆に瞳孔反応を揃えるような物理刺激に対しては主観量も同程度となり、瞳孔反応は主観量を定量的に計測する有用な手がかりとなることを示している。

自由記述の分野

視覚認知情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

瞳孔系は明るさ知覚に限らず、様々な主観的知覚の程度や質を反映することが期待される。したがって、これまで自己申告やアンケートに依存していた主観量をより他覚的に把握する一方法として瞳孔計測は有用であり、光感受性障害など純粋に主観量にのみ症状が現れる場合の客観的判断の足掛かりとなるほか、視覚的デザインの効果や誘目性などの客観評価への展開も期待できる。

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公開日: 2022-01-27  

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