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2020 年度 実施状況報告書

健康増進に資する社会的ネットワーク可視化手法の開発と地域介入の効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K20319
配分区分基金
研究機関神戸大学

研究代表者

岡田 修一  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70152303)

研究分担者 谷口 隆晴  神戸大学, システム情報学研究科, 准教授 (10396822)
増本 康平  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (20402985)
原田 和弘  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (50707875)
近藤 徳彦  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70215458)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
キーワード社会的ネットワーク / 都市部高齢化地域 / 健康増進 / 社会実験
研究実績の概要

社会的ネットワーク(人と人とのつながり)が、心身の健康増進に重要な役割を果たすことが報告されているが、日常生活での社会的ネットワークを定量的に測定する方法はいまだ開発されていない。そこで本研究では、以下の3点を達成することを目的としている。
目的1)ウェアラブルセンサを用いた社会的ネットワークの自動的・定量的計測と可視化システムの構築。
目的2)都市部高齢化地域を対象とした社会実験によるデータの信頼性の検証と健康指標との関連の検討。
目的3)2のデータをベースラインとし,社会的ネットワークの形成・促進を目的とした地域介入の客観的な効果検証の実施。
すなわち、上記の目的を達成するために、第一に社会的ネットワーク定量的計測システムの開発を行い、第二に大学生の小集団を対象とした予備的実験を行う。第3に都市部高齢化地域を対象とした社会実験による社会的ネットワークデータの測定および健康指標との関連性の検討を行うとともに、地域介入の客観的な効果検証を実施する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染者の増加に伴う感染防止対策の実施により、対象地域住民や学生を対象とした研究の遂行が困難となったため。

今後の研究の推進方策

対象地域住民や学生を対象とした研究の遂行が可能となった場合には、当初の計画通りに研究を遂行する。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染防止対策を踏まえ、対象地域住民や学生を対象とした研究が遂行できなかったことから、次年度使用額が生じた。
次年度の計画は、学生を対象とした予備的実験と、それに続く、高齢化地域を対象とした社会実験および健康指標に関するアンケート調査を実施する予定である。

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公開日: 2021-12-27  

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