研究課題/領域番号 |
20K20371
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補助金の研究課題番号 |
18H05360 (2018-2019)
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 (2020) 補助金 (2018-2019) |
審査区分 |
中区分38:農芸化学およびその関連分野
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
石川 周 神戸大学, 科学技術イノベーション研究科, 准教授 (30359872)
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研究分担者 |
戸谷 吉博 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 准教授 (70582162)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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キーワード | γ-L-PGA / 枯草菌 / オーバーフロー代謝 / 繊維状化細胞 |
研究成果の概要 |
DL-PGAおよびL-PGA合成の分子メカニズムを解明し、野生型PgsAよりも高い生産性を示す変異体の獲得に成功した。また、PGA生産性向上につながる、増殖阻害が見られないアセトイン・酢酸合成経路欠損株の作成、繊維状化細胞の開発にも成功した。D-PGA合成が亢進した株のスクリーニング法を構築したが、D-PGA生産変異株は取得できなかった。しかし、D-PGA合成変異株の取得方法を新たに考案した。
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自由記述の分野 |
応用微生物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は信頼性の高いPGA合成の分子メカニズムのモデル提唱に至り、その学術的意義は計り知れない。特に、L-PGA高生産変異株の取得、超高分子L-PGA生産技術開発は画期的である。さらに新規代謝システム構築と繊維状細胞構築の成功は、工業スケールの生物生産プロセス改良へと繋がる。これらの成果は社会全体に影響を及ぼす可能性がある。
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