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2021 年度 研究成果報告書

新規質量分析PESI/MS/MSによる簡便・迅速な作物のメタボローム解析法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K20372
補助金の研究課題番号 18H05361 (2018-2019)
研究種目

挑戦的研究(開拓)

配分区分基金 (2020)
補助金 (2018-2019)
審査区分 中区分39:生産環境農学およびその関連分野
研究機関名古屋大学

研究代表者

白武 勝裕  名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (90303586)

研究分担者 財津 桂  名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (30700546)
林 由美  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 講師 (30632707)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2022-03-31
キーワードメタボローム解析 / 農作物 / 植物 / PESI/MS/MS / 探針エレクトロスプレー/タンデム質量分析 / 非破壊・リアルタイム分析 / アントシアニン
研究成果の概要

植物の色素成分であるアントシアニンをモデル代謝物として,新しい質量分析技術PESI/MS/MS(Probe Electrospray Ionization-Tandem Mass Spectrometry)が,従来法に比べて圧倒的に簡便・迅速に植物の代謝物を分析できる装置であることを示した.また,この方法が,針を試料に刺すだけで秒オーダーで分析ができ,しかも組織・細胞レベルの局所分析やイメージング分析が可能であることを示した.さらに,130化合物以上を5分以内に分析できるメソッドと,多変量解析や箱ひげ図の作成などを1 分以内に全自動で完了できるプラットフォームの作成にも成功した.

自由記述の分野

園芸生理・生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

人類は植物の代謝物を食料や栄養源として,また医薬品や工業原料,エネルギー原料として活用してきた.近年では,植物の代謝物を質量分析装置で分析することが多いが,その分析には多くの手間と時間を必要とする.本研究では,微細な針を試料に刺すだけで,秒オーダーで代謝物分析できる,新しい質量分析技術PESI/MS/MS(Probe Electrospray Ionization-Tandem Mass Spectrometry)が,植物の代謝物解析に有効であることを世界で初めて明らかにした.

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公開日: 2023-01-30  

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