現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2018年度に研究の一部が論文発表(以下)された。その成果は、2019年にNature digestに掲載され、多くの研究者から注目されている。本研究により病原性の記憶T細胞の抑制により「免疫記憶を代謝で制御する」ことが可能になり、病原性記憶T細胞が引き起こす喘息などの慢性炎症疾患の治療法の開発への貢献が現実的となっている。その次の研究を計画に沿って進めている。 Endo, Y., Onodera, A., Obata-Ninomiya, K., Koyama-Nasu, R., Asou, H. K., Ito, T., Yamamoto, T., Kanno, T., Nakajima, T., Ishiwata, K., Kanuka, H., Tumes, D. J., and Nakayama, T.: Acc1 determines memory potential of indivisual CD4+ T cells by regulating de novo fatty acid biosynthesis. Nat. Metab. 1(2):261-275 (2019). /10.1038/s42255-018-0025-4
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