研究課題
挑戦的研究(開拓)
本課題では最先端のレーザー分光技術にマイクロ加工技術を癒合して、基盤研究では挑戦が困難である「新しい14Cの超高感度分光法」を開拓し、放射性炭素(14C)計測法のブレークスルーを目指している。本研究での最大の成果は、中赤外域をターゲットにした超小型ミラー構造について、高反射率の結果を得たことである。同時に、連続発振レーザーを電気的にパルス化する仕組みを構築し、ガス検出のための一連の構造を完成することができた。
生物地球化学
本研究成果の学術的・社会的意義は、中赤外域をターゲットにした小型のミラー構造について高反射率の結果を得たことである。これまで近赤外域での技術であったが、本研究で初めて、中赤外域にその技術を拡大することができた点である。