コロナ禍の研究で、海外でのオンライン教育事業を対象にしているため、様々な困難が発生したが、幸い関係者の多くが情報通信メディアに精通していたため予定の研究活動を終了することができた。この間計7件の国際学術雑誌および4件の国際会議、1件の国内会議での報告を通じで、オンライン講座の特徴やその中で展開する交流の働きについての解明を公開できた。成果は大規模オンライン講座を運営するタイ国大学省とも共有され、その後大学省内で事業予算化が行われ、申請者、現地チュラロンコン大学、キングモンクット工科大学が連携協力した新規T-MOOCsコース開発が決まり、具体的な社会貢献につなげることができた。
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