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2023 年度 実績報告書

社会関係資本を生かした学校づくり-「力のある学校」の視点から

研究課題

研究課題/領域番号 20K20517
研究機関大阪大学

研究代表者

志水 宏吉  大阪大学, 大学院人間科学研究科, 教授 (40196514)

研究分担者 中村 瑛仁  大阪大学, 人間科学研究科, 講師 (30756028)
若槻 健  関西大学, 文学部, 教授 (40421276)
西 徳宏  大阪大学, 大学院人間科学研究科, 助教 (50825627)
伊佐 夏実  宝塚大学, 看護学部, 准教授 (80601038)
原田 琢也  金城学院大学, 人間科学部, 教授 (10707665)
新谷 龍太朗  平安女学院大学, 子ども教育学部, 准教授 (10783003)
鈴木 勇  大阪成蹊大学, 教育学部, 教授 (90452383)
濱元 伸彦  関西学院大学, 教育学部, 准教授 (10770711)
佐古 清  京都教育大学, 大学院連合教職実践研究科, 教授 (20883375)
数実 浩佑  宝塚大学, 東京メディア芸術学部, 講師 (60908622)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2024-03-31
キーワード社会関係資本 / 学校づくり
研究実績の概要

本プロジェクトでは、2つのチームを編成し、4年間にわたって緊密に連携をとりながら、研究活動を展開してきた。その一つが統計班であり、今一つが事例班である。統計班の目的は小中学生に対する質問紙調査を企画・実施するなかで、学校づくりにかかわる社会関係資本を概念的に整理し、計量化可能な指標を開発することにある。他方、事例班の目的は、いくつかの事例校を選択し、それらの学校との協働のなかでアクションリサーチ的活動を行い、社会関係資本の考え方が学校づくりのプロセスにいかに具体的に寄与できるかを探究することにある。
統計班では、調査2年目(2021年)に、京都府のA市、山形県のB市、および事例対象校で子どもたちを対象とする調査を実施した。得られたデータは、小学生1212名、中学生1691名分におよぶ。子どもたちが利用可能な社会関係資本を、SC5(子どもSC、学級SC、教師SC、家族SC、地域SC)と名づけ、それらと認知能力・非認知能力(自尊感情・レジリエンス・共生意識)などとの関連を分析した。
事例班では、関西地方における5つの中学校(一つは小中一貫校)を選定し、2021~2023年お3年間にわたって、継続的にアクションリサーチ的活動を行った。各校には、研究者と大学院生がペアとなり、フィールドワークにのぞんだ。
調査結果については、2023年3月に刊行された最終報告書にまとめられている。この報告書をもとに、内容を整備したうえで『社会関係資本を生かした学校づくり』と題する著作を2024年度中に刊行する予定となっている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 社会関係資本を活かした学校づくり2023

    • 著者名/発表者名
      若槻健, 新谷龍太朗, 西徳宏, 水野聖良, 秋山みき, 西村尋, WANG LINCHEN, 古居宗一郎
    • 学会等名
      日本教育社会学会第75回大会
  • [学会発表] 多様なニーズのある子どもと社会関係資本―質的・量的データを活用したアクションリサーチの試み2023

    • 著者名/発表者名
      原田琢也, 数実浩佑, WANG LINCHEN
    • 学会等名
      日本特別ニーズ教育学会 第29回研究大会

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公開日: 2024-12-25  

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