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2021 年度 実施状況報告書

新情報通信技術とスポーツ・レジャー:バーチャル・サイクリングの「越境する身体」

研究課題

研究課題/領域番号 20K20650
研究機関島根大学

研究代表者

浜田 幸絵  島根大学, 学術研究院人文社会科学系, 准教授 (50636769)

研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
キーワードオンライン / 自転車 / スポーツ / レジャー / 新情報通信技術 / オリンピック / 新型コロナウイルス
研究実績の概要

前年度に引き続き、「バーチャル・サイクリング」や「新情報通信技術とスポーツ・レジャーの融合」に関する最新動向を、インターネットや新聞・雑誌の記事、テレビ番組などから把握し、一覧表にまとめていく作業を実施した。1年延期しての開催となった2020年東京オリンピック・パラリンピックに際しては、国際オリンピック委員会(IOC)によってバーチャル・オリンピック・シリーズが実施されたほか、新情報通信技術をめぐっても様々な新しい動きがみられた。これらについては、IOCとeスポーツとの関わり合いの経緯も含めて、特に重点的に資料を収集し整理を行った。そして、こうしたこれまで取り組んできた本研究の成果の一部について、国際日本文化研究センターの「文明としてのスポーツ/文化としてのスポーツ」第3回研究会(2022年3月27日)において報告した。
また、方法論に関する文献やレジャー・スポーツに関する文献を精読し、今年度実施するインタビュー調査・参与観察の下準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染拡大の影響で勤務地を離れての調査を一切行うことができなかった。また、コロナ禍でバーチャルサイクリングを取り巻く状況が目まぐるしく変化し、これに関する情報が膨大なものになってきている。これらの情報をどのように収集して整理・分析するかについて検討するのに多くの時間が必要となった。移動制限が続く中でオンラインの現象をどのように調査していったらよいのかという問題についても明確な方針を打ち出すことができず、調査方法の検討に当初考えていた以上の時間を要している。

今後の研究の推進方策

2022年度はサバティカル研修を取得することができているので、コロナ以降のバーチャルサイクリングに関する資料収集を継続して行っていくとともに、インタビュー調査や参与観察を実施していく。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当初予定していた国内外での調査が一切実施できない状況にあったため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] メディアとスポーツの関係史―代表する身体に注がれる視線とその行方―2022

    • 著者名/発表者名
      浜田 幸絵
    • 学会等名
      国際日本文化研究センター「文明としてのスポーツ/文化としてのスポーツ」第3回研究会
    • 招待講演

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公開日: 2022-12-28  

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