研究成果の概要 |
PTENと結合し不安定化する分子として、SUMO化E3酵素2種類(X, Y)と脱ユビキチン化酵素Zを見出した。X,Yを抑制するとPTENが増加し、リン酸化AKTが減少して、細胞増殖が低下した、一方Zを抑制するとPTENが核局在して、PTEN蛋白質が増加した。その他 X, Yのホモ欠損マウスを作製し、現在長寿性を検討中である。 一方、既知PTEN E3リガーゼの内PTEN不安定化効果の高いものはWWP2であったため、PTEN-WWP2結合可視化系を樹立し、既報低分子化合物をスクリーニングし、6つの化合物を得たが、PTEN増加は得れなかったため、現在未報の低分子化合物をスクリーニング中である。
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