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2021 年度 研究成果報告書

認知症診断を目指した脳内酸素代謝の非侵襲的観測法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K20665
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 超高齢社会研究
研究機関高知大学

研究代表者

津田 正史  高知大学, 教育研究部総合科学系複合領域科学部門, 教授 (10261322)

研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2022-03-31
キーワード磁気共鳴イメージング
研究成果の概要

水の磁気共鳴核種である17Oを生体内で直接観測するMRI技術の開発として、インビトロ17O濃度定量と画像化法と、インビボでの17O濃度測定と濃度動態の画像化の検討を行った。検出コイルとして、17O/1H二重共鳴コイルの作成し、マルチボクセル17O-MRSの最適撮像条件検討を行い、17O水濃縮率と17O水信号強度には相関性があることを見出した。健常マウスとアルツハイマー型認知症モデルマウスに17O水あるいは17Oガスを投与して脳のマルチボクセルMRS撮像を実施し、17O-CSI画像のパターンや水生成量を検討した。

自由記述の分野

物理系薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果から脳のミトコンドリア機能を酸素代謝として可視化する基本技術につながるものと期待され、新たなADの診断技術、あるいはAD治療薬の新たなスクリーニング法の開発に繋がるものと期待され、いまだ根本的治療法のない認知症治療や研究に有用であると期待される。

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公開日: 2023-01-30   更新日: 2025-03-27  

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