研究課題/領域番号 |
20K20668
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
超高齢社会研究
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
沖田 実 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (50244091)
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研究分担者 |
坂本 淳哉 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (20584080)
本田 祐一郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (40736344)
片岡 英樹 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 客員研究員 (50749489)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2023-03-31
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キーワード | 拘縮 / 線維化 / 骨格筋電気刺激 / 高周波通電 / 筋収縮頻度 / 身体活動量 / 超音波画像診断装置 / 筋硬度 |
研究成果の概要 |
本研究では,動物実験を臨床研究につなげるトランスレーショナルリサーチを展開し,障害高齢者の拘縮対策の新たな介入戦略とその効果判定のための評価手法を開発した.結果,動物実験では筋収縮頻度が高い高周波通電の骨格筋電気刺激が拘縮の予防に有効であり,これを踏まえ実施した臨床介入研究でも同様の有効性が確かめられた.加えて,臨床観察研究において身体活動量の少なさが拘縮の重篤化に影響することが明らかとなり,拘縮対策のためには身体活動促進プログラムが重要と考えられた.また,超音波画像診断装置で評価される筋硬度は拘縮の臨床病態評価法として活用できることが示唆された.
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自由記述の分野 |
超高齢社会研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
終末期リハビリテーションの臨床では未だ重篤な拘縮を抱えた障害高齢者が存在し,最近は増加傾向にある.重篤な拘縮が生じると適切な看護・介護ケアが実践できずQOLは低下する.つまり,障害高齢者の終末期における“Well-being”を実現するためには,拘縮に対する新たな介入戦略の開発が急務である.そして,本研究の成果を通じて,骨格筋電気刺激を活用した身体活動促進プログラムが有効な介入戦略になり得ることが明らかとなり,あわせてその効果判定には超音波画像診断装置による筋硬度の評価が有用であること示した点は学術的,社会的にも意義がある.
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