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2021 年度 実施状況報告書

「近代的僻地」におけるクリエイティビティに注目した脱領域的地域研究の構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K20682
研究機関横浜市立大学

研究代表者

野田 邦弘  横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 客員教授 (50403366)

研究分担者 竹内 潔  鳥取大学, 地域学部, 准教授 (10805534)
家中 茂  鳥取大学, 地域学部, 特任教授 (50341673)
佐々木 雅幸  同志社大学, 研究開発推進機構, 嘱託研究員 (50154000)
藤野 一夫  芸術文化観光専門職大学, 芸術文化・観光学部, 教授 (20219033)
鈴木 伸治  横浜市立大学, 国際教養学部(都市学系), 教授 (80272368)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
キーワード創造都市 / 過疎地 / 現代アート / 地域活性 / トリエンナーレ
研究実績の概要

新型コロナの世界的蔓延による海外渡航および国内移動の制限のため、現地調査ができない状況が続いたため研究活動は停滞を余儀なくされた。そのようななかで、国内での現地調査を行った(群馬県中之条ビエンナーレ、石川県珠洲市)。珠洲市では、創造都市ネットワーク日本(CCNJ)の部会「国際展部会」(トリエンナーレなどアートフェスティバルを開催している自治体を対象に毎年を開催し、トリエンナーレ等のノウハウの交換や蓄積を行っている)に参加した。石川県珠洲市(人口12,000)は、かつて原発の建設をめぐって地元を二分して激しい戦いが展開されたが、2003年原発建設は中止された。原発に代わる地域振興策として、「奥能登国際芸術祭」(総合ディレクター北川フラム)が始まった。第2回は、コロナ禍の中で1年遅れて2021年開催した。本調査では、担当者ミーティング、エクスカーション、芸術祭座談会、全てのプログラムへ参加し、あわせて珠洲市長との面談を行った。野田は今後の日本におけるトリエンナーレのあり方について発表を行った。また、文化政策学会研究大会(オンライン開催)では、単著論文「トリエンナリゼーションートリエンナーレの20年を振り返り今後を展望する」を発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナの世界的蔓延により、海外現地調査及び国内現地調査がはかどらず、計画の大幅な見直しが必要となった。

今後の研究の推進方策

研究期間を1年延長して、令和5年度までとし、研究テーマの微調整を行った上で、研究を継続する予定。海外渡航が難しい状況も想定されるため、過疎地における創造性を活かした地域活性というテーマを大都市との連携のあり方など,新しいし視点から考察するなど,国内での現地調査で対応できるようなものも含め、研究のあり方を再構築したい。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナの蔓延に伴う、海外渡航および国内移動の制限のため、現地調査が大幅に制限されてしまったため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] トリエンナリゼーション トリエンナーレの 20 年を振り返り今後を展望する2022

    • 著者名/発表者名
      野田邦弘
    • 学会等名
      日本文化政策学会

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公開日: 2022-12-28  

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