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2022 年度 実施状況報告書

多様な職場の談話コーパス構築と談話研究に基づいた共修ワークショップの提案・実施

研究課題

研究課題/領域番号 20K20708
研究機関龍谷大学

研究代表者

村田 和代  龍谷大学, 政策学部, 教授 (50340500)

研究分担者 吉田 悦子  滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (00240276)
大平 幸  立命館アジア太平洋大学, 言語教育センター, 講師 (80776831)
江 欣樺  東京大学, 未来ビジョン研究センター, 特任研究員 (50964988)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2024-03-31
キーワード職場談話 / ビジネスコミュニケーション / 談話分析
研究実績の概要

2022年度も2021年度と同様に、2か月に1度、プロジェクトメンバーで進捗を確認しながら研究を進めた。2020年度2021年度は、コロナ禍のため、主としてオンラインで研究会を開催してきたが、今年度は、夏季休暇中と春期休暇中に、メンバーの所属大学(龍谷大学、立命館アジア太平洋大学)において、メンバー全員が集まって対面で研究会を開催し、分析結果の共有や、分析の視点に関する議論を行った。加えて、外部講師を招いて講演会も開催することができた。
今年度は、前年度に職場で収録・整理した動画・音声の談話分析をさらに進めた。朝礼、業務日誌、業務指示等で行われているインタラクションの考察を通して、個人の・双方向の「省察」(ふりかえりの実践)が、頻繁に行われるようにデザインされていることを発見した。収録した動画・音声データ分析と並行して、日本の職場文化のステレオタイプを調べるために、外国人が作成したyou tube動画を収集・分類・整理し、量的分析・質的談話分析を開始した。
談話分析の結果は、2つの国内学会(2022年10月開催の国際ビジネスコミュニケーション学会、2023年3月開催の社会言語科学会)で発表した。発表内容は、論文として執筆を進めている。加えて、国際学会(2023年夏開催の国際語用論学会)にも応募し採択された。そのため、本科研を延長申請し承認された。2023年度まで研究を継続して進めることとなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2022年度は、前年度収集したデータの分析を進め、学会発表、論文執筆等成果の発信も行った。

今後の研究の推進方策

本科研期間中、コロナ禍もあり、来年度まで延長申請をし承認された。来年度は国際学会での発表をはじめとした研究成果の発信に努めたい。

次年度使用額が生じた理由

国際学会に参加・発表するため。それ以外にも研究成果を発信するため。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 場、その後 ―複層的文脈を往還する私たちの実践―2022

    • 著者名/発表者名
      嶋津百代, 大平幸, 八木真奈美
    • 雑誌名

      第24回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム論文集

      巻: - ページ: 68-102

    • 査読あり
  • [学会発表] インタラクティブでリフレクティブな朝礼―オンライン上でのやりとり場面に注目して―2023

    • 著者名/発表者名
      吉田 悦子、大平 幸、 江 欣樺、村田 和代
    • 学会等名
      第47回社会言語科学会研究大会
  • [学会発表] 外国人スタッフと共に働く 職場のコミュニケーションー国内中小企業の事例研究2022

    • 著者名/発表者名
      村田和代、江 欣樺、吉田悦子、大平 幸
    • 学会等名
      第82回国際ビジネスコミュニケーション学会全国大会

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公開日: 2023-12-25  

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