研究課題/領域番号 |
20K20727
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
池谷 航介 岡山大学, 教育推進機構, 准教授 (60740321)
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研究分担者 |
佐藤 剛介 久留米大学, 文学部, 准教授 (30632153)
原田 新 岡山大学, 教育推進機構, 准教授 (70721132)
楠 敬太 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 特任研究員(常勤) (70770296)
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研究期間 (年度) |
2020-07-30 – 2024-03-31
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キーワード | 障害者支援 / バリアフリー / アウトドア |
研究実績の概要 |
2022年10月に兵庫県立丹波並木道中央公園で開催された「ひょうご里山フェスタ2022」においてアウトドア車椅子の体験ブースを開設し、実施スタッフや参加者からアウトドアにおける車椅子型モビリティの可能性あるいは課題について意見聴取を行った。また、いくつかの車椅子型モビリティを起伏のある遊歩道等で試走し、走破性や操作性に関して検証を行った。また、アウトドア車椅子による動作に関し、360度カメラ、視線位置カメラ等によって動画撮影を行い、実体験の全段階としてVR動画等で説明や疑似体験が効果的かどうかを確認するため、動画コンテンツの作成を行った。これらの検証により、そもそもアウトドア車椅子を用いることで行動可能な範囲が拡大する可能性について知見が得られたことに加え、そうした機器について未知である場合が多いことを想定し、どのような方法で情報発信を行っていけばよいのかについて検討を進めた。また、これらの基礎的な検討を踏まえ、アウトドア車椅子を生かせるフィールドとしてどのような条件を満たす必要があるのかについて考察を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナウイルス予防の観点から対人的な活動やイベント実施に制限があり、十分な実地調査が進捗しなかった。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度が延長による研究最終年度となるが、コロナウイルスの蔓延に伴う影響を受け、特に障害者が参加可能な活動やイベントの開催や実地検証・調査が予定通り進捗しなかったため、今後は後倒した実地検証・調査を行うことと並行し、アウトドアバリアフリーの研究に資する基礎的な知見や資料を収集し、障害の有無に関わらず全てのアクティビティに参加可能な社会の実現に向けて必要な事項を考察する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナウイルス予防の観点から、対人的なイベント実施や実地検証・調査が進捗できなかったため、多くの予算を本年度(延長)に保留している。本年度は実地検証・調査を実施する費用として予算を使用し、並行して成果物の作成のため、調査・分析を行っていく予定である。
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