研究成果の学術的意義や社会的意義 |
理科の授業を例に挙げると、中学校の理科の授業では年間1,000件以上の負傷・疾病が報告されており, 理科の観察・実験活動の安全な実施には危機管理の観点は必要不可欠なものである。実際、毎年、何らかの事故が報道されている。万一, ケガを伴う事故が理科の授業中に起きた場合, 当該生徒と理科担当教員だけでなく, 養護教諭, 管理職, 保護者との連携が必要となる。本研究成果はこのような危険な状態を教員養成段階から解消し、児童生徒が安全に学べる学校環境の構築に資するものであり、これからの学校教育の在り方をさらに改善するものである。
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