次年度使用額が生じた理由 |
次年度使用額が生じた理由:マイクロチップの製作、赤血球変形能実験、及びデータ処理は共同研究者のDylan Tsai博士(台湾交通大学)の協力を見込んで旅費・人件費・謝金を概算で\340,000(旅費@100,000、滞在費@140,000、謝金@100,000)確保していたものの、感染症拡大の影響で来日できず、赤血球変形能実験が予定通り実施できなくなり、当初Dylan Tsai博士の来日予算分(\340,000)は次年度送りとした。さらに共同研究先の大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学との対面研究打ち合わせは実質的にオンライン会議になり、国内外の学会出張はすべて見送ったためその旅費分(\1,689,507)も次年度送り分とした。 次年度予算使用計画:次年度繰り越し分の予算(\2,029,507)は物品費(\829,507)、人件費・謝金(\600,000)、その他(\600,000)を令和3年度の当初助成金額(物品費:\100,000、人件費・謝金:\100,000、その他:\200,000)に上乗せする。これによりDylan Tsai博士が来日して赤血球変形能実験ができる可能性が残せるだけでなく、脳活性度実験、データ解析等の人件費・謝金、論文出版料にも対応可能となる。
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