アラゴスポットとは球体にレーザー光を照射して、球体の後方の影の中にできる輝点であり、そこでは通常のレーザー光の輝点の直径よりも小さくする事ができる。このアラゴスポットの直径は、球体の直径に反比例し、レーザー波長に比例し、球体から観測点までの距離に比例する事を確かめた。レーザー光の回折角が大きい場合はアラゴスポットの強度が小さくなる事を確かめた。 上記より、アラゴスポットを利用する直線発生装置の設計指針を得た。またアラゴスポットを利用する事で高精度の位置計測が行えるため、レーザー核融合における燃料球の軌道制御に利用できる事を示した。
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