研究成果の概要 |
光渦は電磁波の一形態であり、光強度が0となる特異点を中心に円環状の光強度分布と螺旋状の波面を持つ。本研究では、これまでに開発した干渉条件による光強度分布パターンの制御法を発展させ、複数光渦が自動的に精密配列した新しい光の形態「メガ光渦」の存在を実証することである。本助成の期間中に下記の成果を得た。 1.メガ光渦の2Dシミュレーターの作成とパラメーターサーベイ解析、3D化、2.前記シミュレーターを用いた光強度分布の時間分解解析による螺旋波面の証明、3.CW,ナノ秒パルスレーザーを用いたメガ光渦生成装置の構築、4.メガ光渦の発生と観察 これらの結果から、メガ光渦の形成方法を確立し、その存在を実証した。
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