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2022 年度 研究成果報告書

電位入力型ON/OFF機能の付与された双安定性分子ジャンクションの創成

研究課題

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研究課題/領域番号 20K21184
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分33:有機化学およびその関連分野
研究機関北海道大学

研究代表者

鈴木 孝紀  北海道大学, 理学研究院, 教授 (70202132)

研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2023-03-31
キーワード分子デバイス / 酸化還元系 / 動的酸化還元 / 電気化学的双安定性
研究成果の概要

ON/OFF機能が付与されたスイッチャブルな分子ジャンクションの特性を左右する要因を明らかにし、それを利用した画期的なデバイスを目指すための基礎研究として、分子薄膜形成に供する材料開発を行い、電位入力型材料開発のための斬新な分子設計指針を確立した。特に、OFF状態とON状態が同一分子内に共存する物質を合成することで、動的酸化還元系における電気化学的双安定性の完全な証明を行うとともに、OFF状態とON状態変換の中間状態のスペクトル観測を通じてそのメカニズムの解明を達成した。

自由記述の分野

有機化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

分子薄膜の両面に電極が接合された分子ジャンクションは、エレクトロニクスの高速化とダウンサイジングに不可欠な将来的技術であり、ON/OFF機能を付与し、更にその特性を左右する電極接合の方法ならびに分子薄膜を形成する材料開発の両面での研究を推進することで、画期的なデバイスデザインにより新たなパラダイムを拓き、近未来での持続可能な社会へ貢献できる新技術を確立することが可能となる。

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公開日: 2024-01-30  

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