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2023 年度 研究成果報告書

大規模コホート研究による口腔機能低下症の新規検査法開発研究

研究課題

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研究課題/領域番号 20K21717
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関長崎大学

研究代表者

澤瀬 隆  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (80253681)

研究分担者 齋藤 俊行  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (10170515)
佐々木 宗輝  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (10706336)
右藤 友督  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (10816680)
杉本 昌弘  東京医科大学, 医学部, 兼任教授 (30458963)
前田 隆浩  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40284674)
黒嶋 伸一郎  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (40443915)
大山 要  長崎大学, 病院(医学系), 教授 (50437860)
研究期間 (年度) 2020-07-30 – 2024-03-31
キーワードオーラル・フレイル / 口腔機能低下症 / 唾液
研究成果の概要

口腔の機能が低下するオーラル・フレイルは要介護への入り口であり,オーラル・フレイルの早期発見や,発見後の適切な口腔管理法開発が急務である.我々は,1)非侵襲的かつ簡便に採取できる唾液から口腔機能低下症の早期バイオマーカーを探索して先進的検査法を開発すること,ならびに,2)口腔機能低下症診断後における口腔管理の効果判定指標ガイドラインに対する基盤構築を行うことを目的とした.2022年度までは新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大学病院での口腔機能検査の実施と検体の採取を,また,2023年度は離島での検査データを収集しており,追加データを加えて現在解析中である.

自由記述の分野

歯科補綴学

研究成果の学術的意義や社会的意義

オーラル・フレイルに陥ると全身のフレイルへの移行リスクや要介護認定リスクが有意に上昇するとの報告があり,そのような中で2018年,各種検査からオーラル・フレイルを「口腔機能低下症」と専門的に診断・管理する一連の診療行為が保険収載された.しかし,検査には専用機器が必要であり,高額の装置購入や検査の煩雑性を考えると,多くの国民が簡便に受ける検査となることは難しい.また,検査後における口腔管理の判定指標が明らかでないという課題もあわせ持つ.本研究で口腔機能低下症の唾液バイオマーカーの同定と,口腔管理の効果判定指標を開発できれば,多くの国民の健康寿命延伸と要介護費用の抑止に大きく貢献できる.

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公開日: 2025-01-30  

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