マイクロ波支援ソルボサーマル合成法により,従来法より短時間(100分の1)で垂直かつ密にZnOナノロッドをNiCu布上に形成することに成功した.またナノロッド長を制御できることも見出した. 3種類の導電性布材料で試作したフレキシブル熱電デバイスにおいて,温度差に応じた出力電力を得た.異種布間の接続方法を工夫して電気的接触抵抗を抑制し,内部抵抗を低減した. アルメルクロメル熱電対とコンデンサを用いて,熱電発電デバイスのセンサ・増幅機能の模擬実験を行った.周期的波形がコンデンサを通して熱電対端子で観測され,熱電対の数に応じて信号振幅も増加した.
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