研究課題
「平田篤胤と酒井勝軍の神代文字観ー「完全言語」としてー」(斉藤英喜・山下久夫編『平田篤胤 狂信から共振へ』法蔵館、2023年)においては、平田篤胤が考えた神代文字観を酒井勝軍を比較し、その結果、神代文字を完全言語に位置づけたのではないかと考えた。「酒井勝軍の神代文字観」(ASIA9号、2022年度)においては、神代文字を信奉する酒井勝軍が、そもそも神代文字をどうのように捉えていたのかについて検討を行い、この神代文字の使い分けこそが、日ユ同祖論の根幹になったのではないかと提示した。
2: おおむね順調に進展している
近代における神代文字研究の遂行に着手でき、中世からの流れを考えるまでに至った。
引き続き、近代の神代文字研究を検討していく。
妊娠したため研究続行が難しかったため
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ASIA
巻: 9 ページ: _