研究課題
本研究では,あらかじめ抽出された教材の特徴と,eラーニング中に取得した学習情報の対応関係を分析し,教材と学習者の行動が正常に対応付いているか否かを学習時間全体で評価する学習評価システムの開発を行った.学習者の正面画像と講義映像から抽出した姿勢情報との対応関係を分析した.また,学習者の姿勢から教授者の姿勢を推定するモデルを構築し,推定誤差に対して系列情報の照合を適用することで学習行動評価を行う手法を提案した.シミュレーションの結果から,講義映像に対応しない行動をとる受講者の検出について,一定状況下での有効性を示すことができた.また,系列情報の照合方法について検討を行った際の知見を応用し,教科書の話題遷移や楽曲のルート音の進行を用いた動的クラスタリング手法を開発した.続いて,講義映像から音声特徴を抽出し,学習行動との対応関係について定性的な考察を行った.最後に,本課題に関連するeラーニングシステムを試作し,実験により今後開発を行うWebアプリケーションに関する課題を整理した.
すべて 2022 2021
すべて 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 1件、 査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件)
成蹊大学理工学部研究報告
巻: 58 ページ: 3-8
Proceedings of IEEE Global Conference on Life Sciences and Technologies (LifeTech2022)
巻: - ページ: 391-392
10.1109/LifeTech53646.2022.9754894
Proceedings of 2021 IEEE International Conference on Teaching, Assessment, and Learning for Engineering (TALE2021)
巻: - ページ: 865-870
10.1109/TALE52509.2021.9678834
電子情報通信学会技術報告
巻: 121 ページ: 37-42