研究課題/領域番号 |
20K22696
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0704:神経科学、ブレインサイエンスおよびその関連分野
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
松本 真実 生理学研究所, 脳機能計測・支援センター, 特任研究員 (90880807)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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キーワード | ニューロン移動 / 脳室下帯 / 細胞接着 / 成体脳ニューロン新生 |
研究成果の概要 |
正常脳および傷害脳内を移動する新生ニューロンは、鎖状に連なって移動することが知られている。しかし、その機序の多くは未だ不明である。本研究では、正常脳および傷害脳内を移動する新生ニューロンの細胞接着を三次元的に明らかにした。新生ニューロンの細胞接着分子の発現を明らかにした。細胞接着分子除去による新生ニューロンの細胞接着への影響を調べた。細胞接着分子を調整する分子の機能を解析するための実験の準備を行った。
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自由記述の分野 |
神経再生医学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
正常脳および傷害脳内では、新しいニューロンが生まれ、目的の領域まで移動し、成熟する。しかし、傷害脳内の新生ニューロンの移動能は低く、傷害によって失われた機能の回復には至らない。また、その機序の多くは未だ不明である。本研究で得られた結果は、新生ニューロンの接着に着目し、正常脳および傷害脳内において、新生ニューロンが接着しながら移動するメカニズムを明らかにしたものであり、脳傷害の新たな治療法開発の礎になり得る知見である。
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