Phosphatidyl inositol 4-kinase (PI4K) の補助因子の機能解析のために、補助因子であることが予想された結合分子である赤痢アメーバ(Eh)TTC7とEHI_151680について、これら遺伝子の発現抑制株を作成した。これらの株について、貪食効率が低下していることが明らかとなった。これにより、PI4Kやその補助因子が貪食に関与していることが明らかとなった。また、HAタグ融合タンパク質発現赤痢アメーバ株を樹立し、局在解析を行った。発現量は少なかったが、細胞質局在が確認された。これはGFP融合タンパク質と同じ局在であり、これら補助因子が細胞質に局在することをサポートする結果となった。
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