研究実績の概要 |
大腸癌手術検体の病理組織切片を用いたKPC1・NFκB p50の免疫組織化学染色を行うため標本の整理・準備を行い、染色のoptimization(使用抗体・希釈濃度等の諸条件の決定)を完了した。今後染色する標本数を増やし、蛋白発現レベルと臨床病理学的情報との対比を行っていく。 また大腸癌細胞株を用いてKPC1ノックダウン(siRNA)による細胞表現型の変化を確認するための準備(用いる至適細胞株の選定およびノックダウンの条件の検討)を進めている。実験条件を確立後に細胞表現型への影響(MTS assay, 3D spheroid formation assay, Boyden Chamber assay)を開始する。
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