研究課題/領域番号 |
20K22907
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
安齋 文弥 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (00877087)
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研究期間 (年度) |
2020-09-11 – 2022-03-31
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キーワード | ミリストイル化 / 細胞内品質管理 |
研究実績の概要 |
in vitroの実験ではsiRNAを用いたミリストイル化抑制モデルで、細胞死が誘導されること、細胞内不良タンパク質が蓄積されることを確認した。また、質量分析を用いて、心筋細胞でのミリストイル化タンパク質を同定した。 in vivoの実験では、アデノ随伴ウイルスを用いて心臓でのNMT強制発現を確認し、心不全モデルでの検討を行なっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
複数の研究者で定期的に実験の検討を行うことで、概ね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
in vitroでは、質量分析にて同定した心筋細胞でのミリストイル化タンパクXを強制発現することで、Xの細胞内品質管理における役割を検討する。 in vivoでは、心臓にてNMTの強制発現を行なったマウスで心不全モデルを検討することで、ミリストイル化の細胞内品質管理における役割を検討する。
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次年度使用額が生じた理由 |
学会がオンラインでおこなわれたことで、旅費が発生しなかったため。
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