本研究は出生前コーホート研究である九州・沖縄母子保健研究のデータを用いて、胎児期及び乳幼児期の環境要因曝露と子の健康アウトカムとの関連について検討した。研究期間中に3つのテーマについて研究を進めた。 ①母親の妊娠中のIHクッキングヒーターの使用と出生アウトカム(早産、低体重出生、SGA、出生体重)の関連、②母親の周産期における染髪の有無と5歳時における喘鳴及び喘息の関連、③乳児期の入浴頻度と3歳時における湿疹及びアトピー性皮膚炎の関連。 いずれも論文を執筆し、国際誌に投稿した。2022年5月6日現在、①は公開済、②、③は査読中である。
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