本研究の目的は、産後女性の体力・身体機能、心理社会的側面の把握を行い、それに基づいた回復プログラムを開発することである。 研究期間内に263人の測定・調査を実施した。その成果等に関して国内学会〇学会、国際学会1学会で学会報告を行った。さらに、研究成果を用いて地域で展開した講座等の活動が評価され、表彰を受けた。 本研究の結果、産後女性の70%がロコモ度1以上に該当し、82%が産後の疼痛を経験していた。また産後のロコモティブシンドローム傾向には年齢、最終出産からの経過期間、産前の疼痛が関連することが明らかとなった。今後論文等を通じ公表をするとともに測定・調査を継続していく。
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