研究課題
研究活動スタート支援
進行下咽頭癌に対して手術(咽喉頭摘出術:TPL)または化学放射線療法(CRT)を行った群に対してアンケート調査を行った。尺度はEORTC QLQ-C30を使用し、Global health statusのスコアを比較した。CRT群はTPL群よりスコアが高い傾向であったが、有意差は認めなかった。また、有意差は認めなかったが、TPL群はCRT群より役割的活動性、社会的活動性が低く、痛みが高い値となった。
頭頸部外科
患者が治療選択をする際に、本研究で得られた結果を提供し、意思決定を支援することが期待される。さらにこの研究を発展させ、治療後の仕事復帰の割合、役割的活動性、社会的活動性についてより詳細な検討を要するため、前向き研究を開始した。